「家計簿をつける」ということ - その3
なんとなく…書きたいことがまとまらず連載の様相を呈してきた「家計簿」の話です。
その1 では「家計管理」の話を、
その2 では「疲弊しない理想の家計簿」の話を、
それぞれ書きました。
今回は、具体的な「家計簿どうつけるの?」の話をしましょう。
「家計簿」を「選択」しましょう
「理想の家計簿」を求めて、今まで色々ためしました。
遍歴(20年ほど)はこんな感じ。
- ノートに小遣い帳
- 市販品の家計簿を手書き
- Excel(表計算ソフト)で自前の表管理
- Microsoft Money
- GNU Cash
- freee(まだ「家計簿サービス」だった頃)
「過去のものを使う機会はもう来ない」のでざっくり「至るまでの評価」を書きますと…
- 「ペンで手書き」は集計が絶望的、なので電子が基本
- 電子データでも「全てが自由(表計算ソフト等)で自分で秩序を築く」はしんどくなってきた
- クライアントアプリは「データの保存」と「一社によるロックイン」がリスクと感じた
- フリーソフトのクライアントアプリは好きだったが、機能が合わないところがあった
- クラウドのWebサービスは「一社に家計データを握られる」のを許容出来るかがポイント
というように、それぞれの時代で「悩み」と「変化」はありました。
現在、理想ではないが「理想に一番近い形」として
に辿り着きました。
とはいえ「理想に近い」だけで「これで全てを満たした」わけではありません。
「Webサービスの家計簿」に期待すること
さて、前述に理想として
- お財布の支出・収入を「勝手に記録」してくれる
- お財布も銀行口座もその他も「増えたら勝手に記録」してくれる
- 「現在の残高」を「リアルタイムで自動に集計」してくれる
を掲げたわけですが、理想に近い Money Forward ME でも「理想を叶えてくれた」わけではありません。
3つ目の
「現在の残高」を「リアルタイムで自動に集計」してくれる
は、完全に叶えてくれています。(最初の画面にでかでかと「総資産」が表示される)
そして、これが大きいのですが、上記の2つ目である
お財布も銀行口座もその他も「増えたら勝手に記録」してくれる
には、理想にまでは達しないまでも「ある程度の自動化」が支援してくれています。
Money Forward MEの「金融機関管理・連携」機能
この機能が「Money Forwardというサービスの躍進に繋がった機能」であり、自身が未だに「代替を見つけられない理由」です。
Meney Forward ME は
「ネットで情報が取れる金融機関の口座等を登録しておけば自動的に取引・残高を記録してくれる」
という機能があります。
今回、この記事のために調べて驚いたのですが、
- 銀行/証券口座
- クレジットカード
- 年金(公的機関の「年金ねっと」まで)
- 電子マネー・Xxxペイ系
- ポイントサービス
- 携帯電話の料金
- 通販
- スーパーの買い物履歴
- 保険・不動産
の述べ2091の連携対象があるのですね。
「公的年金」まで連携できるのは、今回知りました。
これにより「連携している銀行・金融機関のみ」ではあるものの、「登録しておけば勝手に記録しておいてくれる」が成りました。
理想の「(口座が)増えたら勝手に…」とは行かないものの、増えた時に一回登録手続きすればいいのであれば、その程度なら苦じゃなく「ほぼか叶った」と言えるのではないかと。
残るは「お財布の現金」ですが
残るは理想の1つ目
お財布の支出・収入を「勝手に記録」してくれる
…なのですが、コレに関しては Moeny Forward ME 使おうが、解決するわけではありません。
そりゃ「財布からどんだけでてってどんだけ入ってきたかをリアルタイムに記録する」わけですから。
そんなのは
- 硬貨・紙幣をバラバラに貯められ、枚数をセンサーでカウントできる財布
- 財布内情報をリアルタイムでクラウドに送信できる財布
でも発売されない限り、出来ないと思います。(あるのかな)
やはり「理想の家計簿」は遠いのか…
結局、オプションである「金融系の口座の記録」はできますが、本懐である「お財布の収入・支出の記録」は、まだ「面倒なまま」です。
次回 は「別のアプローチ」で理想に近づく術について書こうと思います。
本日の資産
-65,262
です。
そっくりそのまま「仮想通貨の減分」です。
9月初旬からはじめた投資ブログですが、一ヶ月目は「100万減らしましたー」みたいな報告をせざるを得ませんね。ドンマイ♪ (なぜか明るめ)