「家計簿をつける」ということ - その4

月末の振り返りだったり、少し時間が相手仕舞いましたが、連載?している「家計簿」の話です。

その1 では「家計管理」の話を、

その2 では「疲弊しない理想の家計簿」の話を、

その3 では「理想に近づくため家計簿を選ぶ」の話を、

それぞれ書きました。

今回は「家計簿だけで理想に近づけないなら…」という話をしましょう。

「家計簿」側に「生活を寄せる」というアプローチ

さて、結局「お財布の支出も収入も「勝手に記録」してくれる」は何を使ってもできませんでした。

結局「手で何か記録」するしかない、という「記録に労力が掛かってしまう」という問題は解決できない、を結論とせざるを得ません。

ではもう、いっそのこと「現金で買い物しない」というアプローチはどうでしょうか?

Money Forword ME が「クレジットカード・電子決済なら自動記録してくれる」のであれば「お財布をカード化・電子決済化」すれば良いのです。

注目すべきは「お財布から現金を出す回数」

多くの人において「生活圏内での現金の支払い」を考えてみると、意外と「特定のお店でしか買い物していない」という事が多いです。

僕の場合は、

  • 最寄りのスーパー(3件)
  • 最寄りの飲食店(2件)
  • 最寄りのコンビニ(1件)

での支払いが9割を占めていました。

これらの店での支払い全てを「クレジットカード払い・電子決済」に出来るのであれば、それで解決です。

ただ、一番使ってる最寄りのスーパーが「絶対に現金しか支払いを許さない」であり、かつ「そこが支払い回数が一番多い」という状態でした。

「家計簿をつける」場合のコストは、「金額」などではなく「回数」です。

回数が多ければ、記帳の回数が増え、結局「記録に疲弊」となります。

自身の場合は、もう割り切って「2ヶ月に一度くらい財布から減ったお金をざっくり”食費”とかで記録する」という手段を取ったのですが、これでは「お金の状況の把握」が正しくありませんし、時間的な機会損失があった可能性があります。

こうなったらもう土地から変えよう

こうなったらもう「生活の設計」からしましょう。

近々引っ越しの計画が在るなら「引越し先の最寄りとなる商店・スーパーなどでカード・電子決済が使えるか」を確認しておきましょう。

そうでないなら、引っ越し先を変えましょう。

自身も「クレジットカードが使えない最寄りスーパーなんてヤダ!」と引っ越しを計画していたのですが、かたくなに「しない」と明言してたそのスーパーが突如「クレジットカードが使えます」とやり始めたので、唐突に解決しました。

今回の話「荒唐無稽」と考えます?

皆さんは今回の話「そんなことできないだろよ」みたいな荒唐無稽な話と感じられましたか?

僕は、たまたま解決したので実行に映しませんでしたが、最近まで「家計簿のために引っ越す」寸出まで計画が進んでいました。

「自分の時間や労力」つまり「コスト」を、考えれば「家計簿への記入(入力)」も馬鹿にならないんだ、という事を感じたからです。

「自分の本業の時給」と照らすようになって、自分を安売りするのはやめました。

…というのは大げさですが、投資と一緒で「トータルコストでn時間(n日、nヶ月でも)後にプラスに転じる」と予想できるなら、「引っ越し」という高めのコストを払っても良い、と最近思うのです。

次回は「人はなぜ”現金払い”以外に良い印象を持たないのか」みたいな話を書きます。

本日の資産

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2021/10/02 の資産

+106,382 です。月末の収入・支出はあったのですが、うまいこと相殺したので金融資産での変化だけです。

ほぼ「仮想通貨」の変化幅です。

二日間の動きだと、プラス17万…恐ろしい変化幅です。

上昇は嬉しいですが「下落にもこの変化量」と考えると、20万くらいの変化は慣れるっきゃないのかなーと。

ともあれ「購入金額を大幅に越えた」のは安心材料で、このまま下回らないように安定して欲しいな、とお祈りです。