「必要生活資金」算出と「FIRE可能資金」の見積もり

僕は「サイドFIREしたい」の目標から、「金額を設定」と「このまま行くとどれだけ掛かるか」の目処等を、以前の記事 で書きました。

これは「これだけあればリスク低い利率の投資で暮らしていけるだろう」という 金額設定を先に決めた 目標です。

本日は「現在の生活水準でFIREできるのか」という逆方向からの見積もりを行って見たいと思います。

対象とする「FIREの種類」

まずは「FIREの種類」ですが「リーンFIRE寄りの”今くらいの生活”を維持するモノ」とします。

少し曖昧な書き方となりますが、自身の意識では「そんなにひもじくもないが節約気味だ」という感覚があるため「現在の生活水準以下にはさげたくないな」と思うからです。

「FIRE可能金額」算出方法

一般的には「FIREの実現基準」は「年間支出の25倍の資産を用意できる事」と言われることが多いです。

それは「生活費を投資元本の4%以内に抑えられれば、資産が目減りすることなく暮らしていける」という前提からです。

1(100%) = 0.04(4%) * 25 ですね。なるほどシンプルです。

今回はこのルールを採用し試算します。

2020年の実績から計算

以下は、僕の実際の「2020年の支出データ」です。

(可視化のセンスは皆無なので、理解しにくいのはご勘弁を)

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2020年の支出実績

「税金」は「(個人事業主である僕の)収益に依存」するため、支出から除外します。(「税金を除く支出」参照)

「特別出費」は「予定はしていないが備品の破砕・メンテや冠婚葬祭など”突発的に必要となる”金」と定義します。

「支出」から「税金」と「特別出費」を引いたものが、実際に僕が「日々暮らしているのに必要なお金」(「準生活費」と定義)となります。

その月平均は 161,283円

食費と家賃(約5万)の固定費から考えると、まだまだ削れる気がしますが、それはいずれまた見直すとして…。

ともあれ「特別出費」が無くなるわけはないので、

193,624 〜 161,283円 の間が、生活に必要な資金だ、と言えます。

おしなべて切り上げて、 ざっくり 月額200,000円 を必要な資金と定義し、

年額 2,400,000円 とすれば、25倍して…

6,000万円

が必要な資金になるわけですね。なるほど「頃合いな数字」を出してきますね。

ただし2021年からは…

今年、2021年からは「親の医療費」関連が上積みされ、かつそれは「一過性ではなく長く続く」と予想されます。

データが8ヶ月しかないものの、2021年実績を見てみましょう。

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2021年の支出実績(8ヶ月分)

「純生活費」の平均が 120,101円 になっていますね。生活を切り詰めたともりはないですが「去年より節約出来ている」のは良いことです。

問題は「税金を除く支出」です。やはり医療費が重たいのか 、平均が

229.963円

となっています。

少し余裕をみて、ざっくり 月額250,000円 を必要な資金と定義し、

年額 3,000,000円 とすれば、25倍して…

7,500万円

が必要な資金でしょうか。ゴールは遠のきましたが「血反吐きゃ出来んこたなさそう」なまた絶妙な金額です。

算出した「FIRE可能資金」をどう捉えるのか

最終目標は 1億1千万円 と揺らがないので、早期FIREしません。

が、前述に試算した 7,500万円 は「直近の目指す目標金額」として頭に置いて置きたいと思います。

以前の 労働賃金だけでの伸び率の試算 での「7,500万円達成」は、 今から7年後の2028年(51歳)です。

これを、投資の力を借りて2年前倒しし、

資産額7,500万円を、5年後の2026(49歳)までに達成する

というのを直近の目標とする、と今日決めたいと思います。

「実際にFIREするか」は…その時の疲れ具合次第でしょうか。

(そも、目指しているのは サイドFIRE なんだけれども)

本日の資産

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2021/09/17 の資産

+30,345 ですね。

ほぼほぼ「仮想通貨の上昇幅」ですが、仮想通貨は本当に動きに翻弄されていますね。

そろそろ「購入価格以上」より下がらない感じに突き抜けて欲しいと願うところです。