「家計簿をつける」ということ - その6
ずっと書いてきた 「家計簿をつける」ということ
の連載(っぽいやつ)ですが、いよいよ最終回です。
その1 では「家計管理」の話を、
その2 では「疲弊しない理想の家計簿」の話を、
その3 では「理想に近づくため家計簿を選ぶ」の話を、
その4 では「理想に近づくために環境側を変える」の話を、
その5 では「”現金以外での決済”を阻むバイアス」の話を、
それぞれ書いて来ました。
今日は「理想の家計簿自動記録を手に入れた後」のことを書きます。
家計簿の「理想の姿」を実現したけれど
「現金の」し脱線しましたが、Moeny Forward MEを使うこと、また日々の現金支払いを極限までなくしたことで、理想条件の最後のピース、
お財布の支出・収入を「勝手に記録」してくれる
が成ったので、ほぼ「何もしなくても家計簿が記入される」という状態になりました。
…のですが、なぜか「家計管理」のその後の行程である「分析、予測、計画」をあまりしていません。
上記は「僕の場合」なので、他の人に当てはまるかは、わからないのですが。
人間不思議なもので、「苦労していた目の前の大きな課題が解決されたら満足してしまう」のか「本来注力しなくちゃいけなかった本質的な課題」へのモチベーションを失ってしまうようです。
「なんのためにやるか」からのスタートが重要
「家計簿をつける」ということが「多大な労力である」と認識してしまい、それを「なんとしても解消するぞ!」ということにエネルギーを使ってしまった結果、本来行くべき「家計管理」、そのフェイズである「分析、予測、計画」へ到達するモチベをなくしてしまった、と言えます。
経緯は違えど、私もやはり、母がそうであったように「家計簿をつける」で疲弊しストップしてしまった一人になった、ということです。
これを読んでいる皆様は、「家計管理」をしたいのだ という「なんのためにやるか」を意識した上で、
- 家計簿サービス(MoneyForward ME)を使い
- 現金を極力使わない生活に取り組み
- 銀行口座などあらゆる金融資産連携を登録する
を、していだければと思います。
「苦労した」「頑張ってここまで持ってきた」…なんて意識が無いほうが、自然に「家計管理」に意識が向くというものです。
僕を反面教師にし、皆さんは「家計簿を元にした分析、予測、計画」を「計画された定期的なイベント」として行ってほしいと思います。
モチベ再燃…はなぜ?
余談ですが、僕のモチベーションを再燃させたのは「サイドFIREを目指す」という目標でした。
ブログをお読みの皆様はご存知だと思いますが、今は「毎日分析する」ということを「公開でやる」…それを自分に課すと。
そんな「それはそれで面倒な目」に会っています。(いや、自分で課したのですけど)
ということで「このブログを観てもらうこと」が「家計管理をするモチベ」になりますので、どうか継続した購読をお願いいたします。
その1 から長くお付き合い頂いた皆様、ありがとうございました。
本日の資産
+77,779
ですね。
他の下落はあるのに、仮想通貨だけが「+10万」とか言ってるんで、上昇の理由は完全にコレですね。
仮想通貨は毎日急騰で、4日前からだと「約+30万」ですよ。
いやー、ロングホールド勢なので上昇はうれしいですけど、流石にこれは…下落側だと考えると毎日たまらないですから、もうちょっと落ち着いてほしいです。